第一回 それは舞い散る桜のように(BasiL)
製品詳細
発売日 | 2002/06/28 |
シナリオ | 王雀孫/あごバリア |
原画 | 西又葵 |
Bless、21の次に出たBasiLの3作目で最後の作品です。
笑って、さらに笑いがあり、ちょっぴり感動のゲーム。
シナリオ
前半の笑い死ねるシナリオは非常にすばらしく感じました。
すばらしく笑えるギャグが文章の文章に多く含まれていながら、
ギャグだけではなくプレイヤーに何かを伝える部分もあったと思います。
後半は主人公達を理解するための説明が足りず
置いてけぼりを食らったような感じでした。
どうして、こういう終わりを迎えたのかを、
理解するための材料が少ないのです。
もう少し詰めていれば、名作と言える作品になったでしょうに
もったいないです。
サウンド
特に問題も無く、すばらしい完成度だと思います。
声つきの曲は3つあり、OP曲「days」はお気に入りの曲です。
BGMに流れている曲も、聞き入ってしまう曲もありました。
声優の掛け合いもすばらしく、シナリオにマッチしていたと思います。
システム
セーブは15あり、それで足りなければ拡張セーブと言うもので
いくらでもセーブを作れます。
シーン回想・CGモード・BGM感想もあり、システム的には問題がありません。
修正ファイルがあり、当てないと不具合が起きる場合があるようです。
ただ、公式ページが消えてしまっている為に、
修正ファイルを見つけるのは難しいかもしれません。
総合
後半のシナリオのマイナスを考慮しても、余りあるものがあり
やってみて損は無い言える作品だと思います。
この作品はギャグゲーとしてのカラーが強いでしょう。